吉田沙保里到着「笑顔で終われるように」

　日本選手団の旗手で、五輪３連覇を目指すレスリング女子５５キロ級の吉田沙保里（ＡＬＳＯＫ）が２５日、ヒースロー空港に到着し「しっかり旗手の仕事をして試合も最高の笑顔で終われるようにしたい」と力強く抱負を語った。

　機内で１０時間ほど眠ったことで疲れはないという。到着ロビーで一般女性に「頑張って」と声を掛けられると笑顔で応じた。２６日から体を動かす予定で、８月９日の試合まで練習パートナーや男性コーチらと調整する。

　吉田と同じく五輪３連覇を狙う６３キロ級の伊調馨（ＡＬＳＯＫ）や４８キロ級の小原日登美（自衛隊）７２キロ級の浜口京子（ジャパンビバレッジ）は８月にロンドン入りする。

　［2012年7月26日7時10分］