福見、山口香の強烈ゲキに苦笑い

　ロンドン五輪に出場する筑波大出身、在校選手の壮行会が９日、茨城県つくば市の筑波大で行われ、柔道の女子４８キロ級の福見友子、男子６０キロ級の平岡拓晃（以上了徳寺学園職）は「金メダルを目指す」と必勝を誓った。

　７日に北海道釧路町での女子代表合宿を終えた福見は「けがもなく合宿を終えた。試合当日に力を出し切れるように準備する」と落ち着いた表情。前回の北京五輪は初戦で敗退した平岡は「調整はとても順調。４年前とは準備段階からして違う」と自信を漂わせた。

　女子の草分け的存在で司会進行を務めた筑波大出身の山口香さんから「日本の柔道は出るだけでは駄目」と激励され、福見ら４選手は苦笑い。女子７８キロ超級の杉本美香（コマツ）は「緊張ではなく、いいプレッシャーと受け止める」と話し、同７８キロ級で４年生の緒方亜香里は「身の引き締まる思い」と気持ちを高めた。

　［2012年7月9日18時37分］