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男子73キロ級

2012年07月31日00時56分28秒更新

決勝
中矢力中矢力
(日本)
優勢勝ち
マンスール・イサエフ
(ロシア)

中矢は、決勝でロシアのマンスール・イサエフに敗れ、惜しくも銀メダルだった。

開始46秒で、攻め手のない両者に指導。その後は、両者が激しく動き始めた。1分20秒過ぎに、中矢は右袖つりで態勢を崩し寝技に行くが、逆に関節を取られる大ピンチ。これをはじき返すが、右手にダメージを負った。

攻める中矢は3分43秒、すくい投げに行くが返され、有効のポイントを奪われた。4分30秒過ぎに、縦四方で押さえる最大の好機もイサエフの逃げ切りを許し、無念の試合終了となった。

準決勝
中矢力中矢力
(日本)
判定勝ち(延長)
エルモント
(オランダ)

中矢が延長判定で、エルモントを下し、決勝に進んだ。

中矢は、組み手をしっかり握ってから投げ技で崩し、寝技を狙う攻撃に徹する。2分15秒には、帯を取り縦四方を狙う好機も、惜しくも決めきれなかった。

延長に入ると疲れの見えるエルモントは、明らかに動きが落ち、下を向くシーンが目立つ。中矢は休むことなく、攻め続け、1分20秒にエルモントに指導。ポイントは奪えないまま判定に持ち込まれたが、最後まで攻め続けた中矢が、3-0で判定勝ちした。

準々決勝
中矢力中矢力
(日本)
優勢勝ち
ラスル・ボキエフ
(タジキスタン)

中矢が、優勢勝ちで準決勝に進出した。

中矢は、パワーのある北京五輪銅メダリストのボキエフに対して、激しい組み手争いを挑んだ。互いに決め手なく、3分18秒に両者に指導。その後も中矢は、前に出ながら圧力をかけていくと、ボキエフは場外へ後退。副審2人からの指摘もあり、4分35秒でボキエフに2回目の指導で、中矢に有効ポイント。最後まで攻め続けた中矢が、僅差ながら準決勝進出を決めた。

3回戦
中矢力中矢力
(日本)
一本勝ち
3分34秒
ハレラシビリ
(イスラエル)

中矢が、連続の一本勝ちで、準々決勝に進んだ。

中矢は開始49秒で、背負い投げから寝技に持ち込む。一度は「技あり」の判定も「有効」に変更され、ポイントをリードした。2分14秒には、背負い投げから上四方、横四方と攻めるが14秒でとかれ、有効にはならず。最後は投げ技からがっちりと縦四方で押さえ込み、3分34秒で一本勝ちした。

2回戦
中矢力中矢力
(日本)
一本勝ち
2分2秒
マクスウェル
(バルバドス)

中矢力が得意の寝技で一本勝ちし、3回戦へ進んだ。

中矢は開始直後から右つり手をしっかり取り、主導権を握る。59秒に消極的なマクスウェルに指導。その後も攻め続ける中矢は、背負いで態勢を崩してからの上四方固め。25秒をしっかり押さえ込み、快勝した。

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