大迫、宮市外れ杉本！関塚ジャパン発表

　日本サッカー協会は２日、東京・千代田区のホテルで会見を開き、ロンドン五輪に臨む男子日本代表メンバー１８人とバックアップメンバー４人を発表した。２４歳以上のオーバーエージ（ＯＡ）枠でＤＦ徳永悠平（２８＝東京）、吉田麻也（２３＝ＶＶＶ）、Ａ代表にも入っているＤＦ酒井宏樹（２２＝ハノーバー）、ＭＦ清武弘嗣（２２＝ニュルンベルク）らが順当に、５月のトゥーロン国際大会のメンバーから外れていたＦＷ杉本健勇（１９＝東京Ｖ）が「サプライズ選出」された。一方でアジア最終予選で主力だったＦＷ大迫勇也（２２＝鹿島）、Ａ代表入りしているＦＷ宮市亮（１９＝アーセナル）らが落選した。

　会見に臨んだ関塚隆監督（５１）は「しっかりとＯＡを含め、スペイン戦までやるべきことをやって、一体感を持って本番に向かいたい。１つでも高みを目指して戦っていきたい」と意気込んだ。日本協会の原博実強化担当技術委員長（５３）は「初戦のスペイン戦までに３試合する。ここで準備をして初戦を良い形で迎えたい」と話していた。

　ロンドン五輪日本代表は８日から国内合宿をスタートさせ、１１日には国立競技場で行われる「キリン・チャレンジカップ２０１２」でニュージーランドと対戦。一度解散した後、再集合して渡英する。五輪本番の１次リーグ初戦スペイン戦（２６日、グラスゴー）に向けて調整する。

　［2012年7月2日17時31分］