関塚監督「いよいよ」五輪へ合宿開始

　サッカーのロンドン五輪日本代表が８日、東京都内で親善試合ニュージーランド戦（１１日、国立）に向けた国内合宿をスタートさせた。オーバーエージ（ＯＡ）枠で選出されたＤＦ吉田麻也（２３＝ＶＶＶ）、ＤＦ徳永悠平（２８＝東京）はチームに初合流。海外組のＦＷ大津祐樹（２２＝ボルシアＭＧ）、清武弘嗣（２２＝ニュルンベルク）はこの日の午後に帰国、チームに初合流し、すぐに練習に参加した。ＯＡのＧＫ林彰洋（２５＝清水）らバックアップメンバー４人も集合した。

　７日のリーグ戦に出場したメンバーがほとんどで軽い内容だったが、関塚隆監督（５１）は「五輪初戦まで１８日。２０日を切った。いよいよ、今日からスタートという感じ。日本が世界で戦う上で大事な戦い。みんなで良いものを築いて戦おうという話を選手にはしました」とリラックスした表情で話した。ニュージーランド戦に向けては「個人と組織を構築してベースをつくる。このあたりを１１日にお見せしたい。日本のみなさんに『向こうで戦ってこいよ』と言われるような試合を見せたい」と意気込んだ。

　［2012年7月8日21時9分］