ノリさん、金へ吉兆! さる年の梅干し
なでしこジャパンが、“さる年の梅干し”パワーで五輪初優勝を引き寄せる! 女子サッカー代表の佐々木則夫監督(54)が、近所から縁起の良い食べ物として知られる“さる年の梅干し”をプレゼントされた。「保存容器に入れて、ロンドンにも持っていきます」と、必需品に加えたことを明言した。
本番を前に、幸先の良い食べ物が手に入った。監督は「さる年にできた梅で作られた梅干しは縁起もいいと聞いたし、とてもおいしい」と上機嫌。1つぼを贈られたそうだが「選手にはあげないで、自分だけで少しずつ食べようかな」とニヤリと笑った。
やはり日本人の食事は、白米と梅干しが一番。長丁場の大会には、日本食は欠かせない。本大会前のフランス遠征から、五輪決勝までは3週間以上。監督は、五輪期間中の3食すべてに白米を用意するよう、代表スタッフを通じて滞在先のホテルに要請をしている。白米は、昨年のドイツW杯でも現地調達。白米も優勝を勝ち取った縁起ものでもある。
本来なら、日本から専属シェフが赴き、バランスのとれた日本食を作ってもらうことが望ましい。しかし、「シェフの帯同がなくても、なでしこはたくましいから大丈夫です。ご飯さえあればいい」。さらに、今年2月に合宿を行った和歌山県からも紀州の梅干しが届く予定。しょうゆやカレーのルーは現地で調達し、食事のバリエーションを増やす。選手とスタッフ全員で同じ釜の飯を食べ、さらに団結を強めていく。【保坂恭子】
◆申(さる)年の梅メモ 平安時代、都で疫病がはやり、村上天皇も病に倒れたが、梅と昆布茶で治ったという言い伝えがある。それがさる年だったことから、「さる年の梅は薬になる。縁起がいい」と言われている。また、「病が去る(サル)」という語呂合わせから、縁起をかついでいるという説もある。
[2012年7月5日7時4分 紙面から]
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