宇佐美の妻が結婚生活を語る

　男子五輪代表ＭＦ宇佐美貴史（２０＝ホッフェンハイム）の妻でタレントの宇佐美蘭（２０）が本紙の取材に応じ、食事面でサポートし、ドイツで１年間支えてきた秘話を披露。五輪でもスタンドから声援を送り“夫婦共闘”でメダル獲得を目指す。

　昨年５月に結婚してから一番気をつけてきたのは食事管理です。大学の休学に迷いはありませんでした。主人はご飯が大好きで、結婚前は焼きおにぎりやパスタをおかずにご飯を食べていて、野菜も食わず嫌いでした。だから、子供をしつけるように、何でも食べさせて、直しました。

　毎日作るおかずは８品くらい。主人は和食が好きなのですが、ご飯を食べ過ぎないよう、いろんなおかずがパッと目に入るよう、多くの品数を作るように意識してきました。Ｂミュンヘンでは頻繁に体脂肪チェックがあったので、家で何食べているんだ？　って言われてしまいますしね。

　彼の試合は付き合っていた１４歳の時から見てきましたが、結婚してから、彼をサポートする思いが強くなった。だからメンバーに入った時や点を決めた時は自分のことのようにうれしい。

　五輪では楽しみにしていることがあります。彼はゴールすると指輪にキスのポーズをしてくれているそうなんですが、私はいつも周りの人と抱き合ってて、見たことがないんです。五輪では初めて海外に応援に行きます。ゴールしたら、次こそ絶対に見逃さないようにと思ってます。五輪後は、彼がハマっているパスタを作って喜ばせたいですね。

　［2012年7月24日8時38分　紙面から］