大津切り替えた！「銅は金と同じ」

　【カーディフ（英国）９日＝福岡吉央】男子五輪代表ＦＷ大津祐樹（２２＝ボルシアＭＧ）が今日１０日の３位決定戦で宿敵韓国を下し、有終の美を飾る。チームは８日夕方、バスでロンドンから約４時間かけてカーディフ入り。大津は「切り替えるぞー。思いっきり笑うぞー。そして銅は金と同じって漢字で書くから変わらんやろ（笑）」と、ブログに心境をつづった。

　７日のメキシコ戦では、後半にＭＦ扇原がボールを奪われて逆転を許した。大津は「今回のミスはたか（扇原）の責任じゃない。パスコースに顔を出さなかった皆の責任であり、追加点をとれなかった自分の責任でもある。たかのアシスト、活躍があってここまでこれてる」と、扇原をかばった。日本は０８、１０年と２大会連続でＵ－１９アジア選手権準々決勝で韓国に敗れている。過去に世代別代表で韓国との対戦経験がない大津に苦手意識はない。

　［2012年8月10日6時45分　紙面から］