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麻也号泣「僕のミス」/サッカー

試合に敗れ、号泣する吉田(撮影・松本俊)
試合に敗れ、号泣する吉田(撮影・松本俊)

<ロンドン五輪・サッカー:日本0-2韓国>◇10日(日本時間11日)◇男子3位決定戦◇カーディフ

 DF吉田麻也(23=VVV)と徳永悠平(28=東京)のオーバーエージ(OA)コンビが最後に力尽きた。2失点はいずれもロングボールからだった。前半38分、DFラインからのクリアボールの処理を、DF吉田が目測を誤ってかぶってしまうと、ボールに走り込んだFW朴主永が徳永ら3人のDFを振り切って先制点。後半12分にはゴールキックからのヘディングで競り合いに負け、DFラインの裏に流れたボールをMF具滋哲に決められた。

 吉田は「サッカーの内容で負けたとは思っていないが、ロングボールに対応できなかったのはCBの僕のミス。1次リーグではいい守備ができたが、最後の2試合ではできなかった」と涙。一夜明けてもまぶたは腫れたままで「次、韓国とやったら絶対に勝ちたい。早く試合がしたい」と、唇をかみしめた。

 最年長ながら、短期間でチームにとけ込んだ徳永も「ロングボール2本でやられたのは悔しい。OAで入ったので、苦しい時に勝たせてあげられなかったことに悔いが残る。選ばれた時からメダルを目標にやってきたので、取れなかったら自分の責任だと思っていた。自分の仕事ができたのか…。力不足を感じた」と、こうべを垂れた。

 チームはフィジカルコンディションのピークを1次リーグ初戦のスペイン戦に持っていった。だが、結果的に残り2試合で疲労の影響が出てしまい、尻すぼみの結果に。徳永は「初戦に全部出し切るつもりでやった。中2日でパフォーマンスが落ちる中でも勝ち切るタフさが必要」と、チームとしての課題を口にした。

 [2012年8月12日7時31分 紙面から]



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