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ピアソン100障V 世界新狙う/陸上

<陸上:ダイヤモンドリーグ第7戦、ミーティング・アレヴァ>◇6日◇フランス・パリ

 陸上界注目の女子選手、100メートル障害のサリー・ピアソン(25=オーストラリア)が12秒40で優勝した。1台目から明らかにリードを奪うと2位に0.19秒の大差をつけた。精密機械のような正確さと、短距離的な動きができることがピアソンの特徴。ハードルを跳ぶのでなく駆け抜けていく。

「良いレースができたら12秒3台も出ると思っていました」とピアソン。「たぶん5台目だったと思うのですが、かなりハードに脚を障害にぶつけました。でも、その後も積極的に走ることができました」

 ピアソンは昨年のテグ世界陸上で12秒28の世界歴代4位をマーク。これは1993年以降の世界最高記録だった。世界記録は1988年にブルガリア選手が出した12秒21。ピアソンはいくつかの種目で残る1980年代の世界記録に挑戦できる数少ない選手と言われている。

 [2012年7月7日22時57分]



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