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ロケット山県400リレー日本2位記録/陸上

ガッツポーズする、左から山県、江里口、高平、飯塚(共同)
ガッツポーズする、左から山県、江里口、高平、飯塚(共同)

<ロンドン五輪:陸上>◇10日(日本時間11日)◇男子400メートルリレー予選

 陸上男子100メートルで準決勝に進出した日本スプリント界の新エース・山県亮太(20=慶大2年)が、400メートルリレー予選でチームを4大会連続の決勝へ導く快走を見せた。1走で十八番のロケットスタートを成功させ、優勝候補の米国に食らいついた。この走りが呼び水となり、日本記録に0秒04と迫る38秒07(日本歴代2位)で米国に次ぐ2組2着。全体でも4番目だった。

 山県は右端9コースから飛び出した。2番手で2走の江里口へパス。江里口から3走・高平へ流れるようなバトンリレー。4走・飯塚につないだところでトリニダード・トバゴ、フランス、オーストラリアが肉薄。だが、飯塚が直線で粘った。追い込んできたトリニダード・トバゴを胸の差、0秒03差で抑えてゴール。北京で銅メダルを決めた時の記録38秒15を上回る、日本歴代2位の好記録だ。

 山県は「自分の走りをするには、落ち着いてやるしかなかった。9コースはほかのレーンが見えず、力まず走れたのが大きかった」。もともと鋭いスタートダッシュが持ち味。今季は1走・江里口、2走・山県が定位置だったが、ドイツ合宿を経て、両者を入れ替えた。すべては「山県ロケット」でレースの主導権を握るためだった。

 北京のリレーを走ったのは高平だけ。今季から大学生の山県と飯塚も加わり、メンバー構成は一気に若返った。日本は00年のシドニー五輪から世界舞台で8大会連続決勝進出。アテネ五輪から4継を走り続ける高平は「山県が100メートルで準決勝に進んだのが日本にとって、起爆剤となった。37秒台が出れば、メダルの可能性が上がる」。「お家芸」のバトンパスに、世界を恐れぬ勢いが加味され、北京に負けぬチームが誕生した。【佐藤隆志】

 [2012年8月12日9時15分 紙面から]



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