日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。



陸上 Athletics
  1. トップ
  2. ニュース
  3. フォト
  4. 日程&結果
  5. 選手名鑑
  6. 競技メモ
  7. メダル史
  8. マラソンコース

男100、自己新で高瀬が優勝/陸上

<南部忠平記念陸上>◇8日◇札幌市円山競技場

 男子100メートルは日本選手権4連覇中の江里口匡史(23=大阪ガス)が欠場。同学年の高瀬慧(23=富士通)が10秒43で制した。

 高瀬は200メートルと4×400メートルリレーでロンドン五輪代表のロングスプリンター。100メートルはあまり出場したことがなく、今回のタイムは0.24秒と大幅な自己記録更新だった。

「記録よりも、練習の疲れがあるなかで出ても動き的に良かったので、200メートルにつなげられます。ロンドンでは準決勝以上が目標です」

 そのためには現在20秒42の自己記録を20秒2台に上げたい。200メートルでそのタイムを出すには「100メートルで10秒2台も必要」という。

 今日のタイムは向かい風1.5メートルと不利な条件の中で出したもので、適度な追い風なら10秒2台も出ただろう。

 世界の準決勝で戦えるレベルにあることを示した高瀬の100メートル優勝だった。

 [2012年7月8日18時50分]



五輪陸上コラム

Nikkan Olympic Athletics Columns
陸上評論・瀬古利彦

陸上評論・瀬古利彦

往年名ランナーで日本陸連理事の瀬古利彦氏が陸上競技を評します。

小さな「のろし」は上がった[13日09:24]