パラリン代表佐藤真海「メダル争いに」

　パラリンピック女子陸上走り幅跳び代表の佐藤真海（３０＝サントリービジネスエキスパート）が、メダル争いを宣言した。９日、レスリング女子７２キロ級の浜口京子（３４＝ジャパンビバレッジ）とともに東京・台東区役所で行われた壮行会に出席。「オリンピックの選手と一緒に壮行会をしてもらうのはうれしい」と話した。アテネ大会９位、北京大会６位の佐藤は、北京大会後に踏みきりを義足の右に変更。「すごく勇気は必要だった」と話したが、今年３月には４メートル５６と自己の日本記録を４年ぶりに１０センチ更新して手応えをつかんだ。「今回は落ち着いて臨める。自己ベストを出せれば、メダル争いに絡める」と、自信をみせていた。

　［2012年7月9日22時27分］