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五輪直前!7月後半の陸上競技展望

◆7月後半の陸上競技展望◆

 ロンドン五輪直前で、まずは代表選手たちの出場する試合が注目される。

 ダイヤモンドリーグ・モナコ大会は、ロンドン五輪前最後の国際大会。最大の話題は女子棒高跳びの女王、エレーナ・イシンバエワ(30=ロシア)の跳躍だ。

 世界記録保持者でアテネ五輪、北京五輪の連続金メダリスト。しかし近年は勢いが失せ、昨年のテグ世界陸上は6位と敗れた。今年で30歳。さすがのイシンバエワも下降線に入ったと思われた。

 だが、今年に入って室内で5メートル01の室内世界新と復活。屋外ではまだ小さな試合にしか出場していないが、オリンピックを前にいよいよ本格的な国際大会に出場する。

 モナコで4メートル90以上を跳んでおけば、ロンドン五輪本番で5メートル06の世界記録更新も期待できる。

 トワイライト・ゲームスの目玉選手は男子やり投げ五輪代表のディーン元気(20=早大)。6月初旬の日本選手権以後初の実戦で、五輪本番に向けての調整試合。80メートル超えの投てきで感触を確認するのが狙いだろう。

 ロンドン五輪代表はディーンだけだが、箱根駅伝で活躍する村澤明伸(21=東海大)が1500メートルに出場する。世間的には駅伝のイメージが強いが、トラックでも頑張っていることをアピールしたい。

 6月末のカザフスタン遠征で18メートル33の海外日本人最高を記録した村川洋平(31=スズキ浜松AC)には、男子砲丸投げの日本記録(18メートル64)更新が期待できる。

 トワイライト・ゲームスが他の大会と違うのは、“夏の夕暮れにビールを片手に陸上競技観戦を楽しむ”というコンセプトで開催されること。観客席と選手の距離が近く、生の陸上競技の迫力を肌で感じられる大会である。

 そして高校生アスリートの最大目標である全国高校総体が、今月末から5日間開催され、7月中に3日目までが行われる。今年の高校生は注目選手、レベルの高い種目が多い。 大会2日目(30日)には男子100メートルが行われ、4月に10秒23の高校新をマークした大瀬戸一馬(小倉東高3年)と、5月に10秒27で走った桐生祥秀(洛南高2年)が激突する。10秒2台の記録を持つ高校生同士が同じレースを走るのは史上初めてである。

 同じ大会2日目には女子やり投げも行われる。昨年の優勝者の瀧川寛子(東大阪大敬愛高3年)と、今年56メートル84の高校歴代2位を投げている久世生宝(倉敷中央高3年)が、高校記録の57メートル31に挑戦する。

 大会3日目(31日)の注目は男子400メートル障害。今月の世界ジュニア(バルセロナ)で銀メダルを獲得した松本岳大(加古川東高3年)と、ライバルの間處将太(滝川二高3年)の“兵庫対決”が注目されている。為末大の高校記録(49秒09)は難しいが、高校生史上2人目の49秒台ハードラーの誕生が期待できそうだ。

【7月後半の主な陸上競技大会】

7月20日:ダイヤモンドリーグ・モナコ大会(モナコ)

7月22日:トワイライト・ゲームス(代々木)

7月29日~8月2日:全国高校総体(新潟ビッグスワン)

 [2012年7月16日6時29分]



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