やり投げの村上と海老原がロンドンへ出発

　陸上男子やり投げの村上幸史（３２）と女子同種目の海老原有希（２６＝スズキ浜松ＡＣ）が３日、陸上の日本選手団の“大トリ”で五輪開催地のロンドンへ出発した。今大会は日本選手団の主将を務める村上。弥里夫人（２９）と長男敬汰くん（４）をはじめ、知人や関係者に見送られ「やっと五輪本番が直前に来ている。気持ちの変化を感じます。今までやってきたことを生かして、本番の舞台に立ちたい」と気合を入れた。

　初出場の五輪で６２メートル３６の自己ベスト更新と決勝進出を目指す海老原は「ケガもなくいい状態で臨める。試合をするのが楽しみです」と笑顔。父治男さん（５９）、母房子さん（５４）をはじめ、故郷の栃木・上三川町から見送りに駆けつけた後援会メンバーからエールを送られ「喜んでもらえるような結果を残したい」と意気揚々、村上とともに機上の人となった。

　［2012年8月3日13時16分］