男400障岸本、中村、舘野予選敗退／陸上

＜ロンドン五輪：陸上＞◇３日◇男子４００メートル障害予選

　１組に登場した岸本鷹幸（２２＝法大）は１台目のハードルを越えることができず失格に終わった。

　２週間前に左大腿部を肉離れし、回復の兆しを見せたものの１週間前に再び同じ箇所を故障した。レースには出場したものの左足を引きずりながらの走りとなり、記録なしに終わった。岸本は「情けない。今は何も考えられない」と気丈に話した。

　今年の日本選手権の１０種競技にも出場した中村明彦（２１＝中京大）は２組に出場したが失格に終わった。中村は「これで終わっては意味がない。応援してくれる人のためにもまたこの舞台に戻ってきたい」と前を向いた。

６組に登場した舘野哲也（２０＝中大）は４９秒９５の４着で準決勝に残れなかった。舘野は「力の差を見せつけられましたが、今持ってる力は出し切れました。楽しかった」と話した。

　［2012年8月3日21時6分］