15歳の渡部香生子　笑顔リラックス

　競泳女子２００メートル平泳ぎの１５歳新星・渡部香生子（ＪＳＳ立石、東京・武蔵野高１年）が、２２日（日本時間２３日）に水泳センターでの練習終了後にメディア取材に応じた。現在の状態は良好で、自然と笑みがこぼれるなどリラックスムード。「メダルを考えず、自分のレースをしたい」などと話した。同種目はソニ（米国）が頭一つ抜けているが、それを日本勢の鈴木聡美、渡部らが追う展開。精神的に落ち着いており、自然体で上位進出を狙う。

　一方、同じく１８歳の女子高生・大塚美優（スウィン大宮、埼玉・武南高３年）は、女子４００メートル個人メドレーでの日本記録更新を誓う。「予選が勝負だと思う。しっかり日本記録を視野に入れて泳ぎたい」。２０００年シドニー五輪で銀メダルを獲得した際の田島寧子の４分３５秒９６の記録にチャレンジする。

　［2012年7月23日21時53分］