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北島5位で決勝「ベストを尽くす」/競泳

男子200メートル平泳ぎ準決勝、2分9秒03で決勝進出した北島(撮影・田崎高広)
男子200メートル平泳ぎ準決勝、2分9秒03で決勝進出した北島(撮影・田崎高広)

<ロンドン五輪:競泳>◇31日(日本時間8月1日)◇男子200メートル平泳ぎ準決勝

 北島康介(29=日本コカ・コーラ)が全体5位となる2分9秒03で、立石諒(23=慶大)も全体7位となる2分9秒13のタイムでともに決勝に進出した。

 本調子ではない。それでも状態はちょっぴり上向いた。100メートルで5位に沈んだ北島の声にも熱が入ってきた。「(泳いだ感触は)悪くないんじゃないかな、と思います。100メートルのときより泳ぎはしっくりきているんじゃないかな。(タイムも予選より上がり)決勝に向けて余力を残して、気持ちにも余裕を持って、ファイナルいけたらいいんじゃないかな。予定通りかなと思います」。前夜、日本競泳陣の寺川、入江、鈴木がメダルラッシュで銅メダル3つ。会場で後輩に刺激を受けた。すぐさまツイッターで「綾も陵介も聡美もおめでとう。うれしいよ」とつぶやいた。これまで背中で後輩に元気を与え続けてきた北島が、今回ばかりは後輩から勇気をもらった格好だ。「(決勝は)ベストを尽くすだけだと思います。(立石)諒も頑張ってくれて、表彰台にいっしょに上がれたらうれしいと思います」。3大会連続の金メダルへ。北島が大きな泳ぎを復活させて、日の丸を掲げてみせる。

 [2012年8月1日5時36分]



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競泳評論・高橋繁浩

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元五輪代表の高橋繁浩氏(中京大教授)が五輪競泳を評します。

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