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やったぜ!日本女子が銅メダル/競泳

女子400メートルメドレーリレー決勝 銅メダルを獲得し喜ぶ左から上田、加藤、鈴木、寺川(撮影・田崎高広)
女子400メートルメドレーリレー決勝 銅メダルを獲得し喜ぶ左から上田、加藤、鈴木、寺川(撮影・田崎高広)

<ロンドン五輪:競泳>◇4日(日本時間5日)◇女子400メートルメドレーリレー決勝

 日本(寺川、鈴木、加藤、上田)が、3分55秒73の日本新記録で、00年のシドニー五輪以来、3大会ぶりとなる銅メダルを獲得した。

 最終泳者の上田春佳が、粘りに粘って3位に滑り込んだ。場内の電光掲示板に銅メダルを示す「3」の表示が灯った瞬間、第1泳者(背泳ぎ)の寺川はあふれる涙を手でふいた。第2泳者(平泳ぎ)鈴木、第3泳者(バタフライ)加藤は肩を組んで喜びを爆発させた。寺川は「自己ベストにはわずかにおよばなかったけれど、メダルが取れてこんなにうれしいことはない」と感無量の様子。ロンドンで3個目のメダルをゲットした鈴木も「こん身の力を振り絞った」と声をひっくり返した。日本記録を1秒71短縮した。日本の団結力を最高の泳ぎで、体現してみせた。加藤は「日本がチーム力は高いと思っていたので、あきらめずに上田選手につなげました」と話せば、アンカー上田も「メダルをもって帰りたいという気持ちで泳いだので、それがメダルにつながった」ととびきりの笑顔をはじけさせた。

 [2012年8月5日5時8分]



五輪競泳コラム

Nikkan Olympic Swimming Columns
競泳評論・高橋繁浩

競泳評論・高橋繁浩

元五輪代表の高橋繁浩氏(中京大教授)が五輪競泳を評します。

きっかけは寺川だった[6日09:44]