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エース内村断言「誰よりも金を取りたい」

 体操男子で2004年アテネ五輪団体総合以来の金メダルを目指す日本代表が25日、試合会場のノースグリニッジ・アリーナで初練習し、エースの内村航平(コナミ)は鉄棒で落下する珍しいミスがあったが「アピールしたい気持ちが出過ぎただけで気にしていない。世界中の誰よりも金メダルを取りたい気持ちは強い」と言い切った。

 28日の予選と同じ形式で、昼すぎに登場する2班の日本は鉄棒からスタートした。複数のメダル獲得を見据える内村は、鉄棒で「後方伸身2回宙返り3回ひねり降り」など種目別決勝で切り札となる大技も試し「すごくいい練習だった」と自信をにじませた。

 主将の田中和仁(徳洲会)は床運動、山室光史(コナミ)はあん馬と跳馬でミスが出たが、若手の田中佑典(コナミ)と加藤凌平(順大)は好調で、一度しかない本番会場での練習で審判員に好印象を残した。

 内村が個人総合を初制覇した09年世界選手権はこの会場で行われた。今大会は五輪仕様でフロアがピンクに彩られており、日本勢から驚きの声が相次いだ。

 [2012年7月26日7時4分]



五輪体操コラム

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体操評論・米田功

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