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理恵尻もち、鶴見も初練習でミスなど課題

公式練習終了後、笑顔を見せる田中理恵(撮影・たえ見朱実)
公式練習終了後、笑顔を見せる田中理恵(撮影・たえ見朱実)

 体操女子の日本代表が26日、試合会場のノースグリニッジ・アリーナでの初練習に臨み、エースの田中理恵(日体大研究員)やこの会場で行われた2009年世界選手権の個人総合3位、鶴見虹子(日体大)にミスが出るなど、目標に掲げる予選8位までの決勝進出へ課題を残す内容だった。

 29日の予選と同じ形式で実施され、08年北京五輪5位の日本は最終5班で段違い平行棒から4種目を回った。田中は平均台の着地で尻もちをついたが、不安があった跳馬を成功し「やっと自分の跳躍ができて良かった。気持ちを高ぶらせることなく、マイペースでいきたい」と明るい表情を見せた。

 鶴見は床運動の着地で左アキレス腱(けん)を痛めて一時中断したが、その後は演技を続け「(本番は)大丈夫」と気にする様子はなかった。初出場の16歳、寺本明日香(レジックスポーツ)は跳馬で高難度の技を披露するなど好調で「日本にいる時のようにできた」と笑った。

 [2012年7月27日8時48分]



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