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最年少の寺本健闘も日本最下位8位/体操

<ロンドン五輪:体操>◇31日(日本時間8月1日)◇女子団体総合決勝

 日本は有力国との力の差を見せつけられ、トータル166・646点で最下位の8位に終わった。技の難易度も飛び抜けたものはなく、細かいミスもあって、得点を延ばすことができなかった。金メダルの米国のトータル得点は183・596点だった。

 予選から続く苦戦の中で最年少の寺本明日香(16=レジックスポーツ)の活躍が光った。平均台、ゆか、跳馬でチームの3人中トップの得点を出した。ほぼミスもなく安定感もあった。「1人も失敗できないルールで緊張したが、自分の演技に集中してやることができた。私は自分の演技をすることが役割だったので、しっかり果たすことができた」と手応えをつかんだ表情だった。16年リオデジャネイロ五輪の新エース候補筆頭が経験を積めたのは大きな収穫だ。

 一方、主将の田中理恵(25=日体大研究員)は、ゆかの演技でラインを踏み越すミスをするなど前半は精彩を欠いたが、崩れることなく立て直し、最終種目の段違い平行棒では会心の演技を見せ、笑顔でこの種目を終えた。「信じられないミスもあったが(3種目目の)跳馬からは落ち着けました。チームのため、応援してくれたみんなのためと思うと力が出ました。まだ、自分らしさが出せていないので、個人総合ではしっかり演技したい」と、巻き返しを誓った。

 [2012年8月1日2時46分]



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