日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。



体操 Gymnastics
  1. トップ
  2. ニュース
  3. フォト
  4. 日程&結果
  5. 選手名鑑
  6. 競技メモ
  7. メダル史

内村「自分であること証明」/一問一答

個人総合で優勝した内村は、日の丸を手に笑顔で観客の声援に応える(撮影・たえ見朱実)
個人総合で優勝した内村は、日の丸を手に笑顔で観客の声援に応える(撮影・たえ見朱実)

<ロンドン五輪:体操>◇1日(日本時間2日)◇男子個人総合決勝

 日本の内村航平(23=コナミ)が堂々の演技を続け、92・690点で金メダルを獲得した。内村は落ち着いた様子で喜びを話した。

 -悲願の金メダル

 内村 夢のよう。日の丸が揚がるのを最高だなと思いながら見ていた。

 -団体総合の雪辱を果たした

 内村 やり返したというより、ようやく自分が自分であることを証明できた。寝て起きたら気持ちは切り替わっていた。

 -親友の山室は負傷で欠場した

 内村 本当なら一緒に出るはずだった。同じ部屋で足に包帯を巻いてベッドに寝ている背中を見て、“おまえの分も頑張ってくる”と思った。

 -次の五輪を含めて今後の目標は

 内村 一番大きな試合で一番いい色のメダルを取った今も、満足した感じはない。結果ではなく、表現したい理想の体操がある。できる限り、やり続け、その中にリオデジャネイロ五輪もある。

 [2012年8月2日8時12分]



五輪体操コラム

Nikkan Olympic Gymnastics Columns
体操評論・米田功

体操評論・米田功

アテネ五輪団体総合金メダリストの米田功氏が五輪体操を評します。

内村の強い思いに他が追いついていない[9日10:45]