日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。



体操 Gymnastics
  1. トップ
  2. ニュース
  3. フォト
  4. 日程&結果
  5. 選手名鑑
  6. 競技メモ
  7. メダル史

理恵ノーミスで復調アピール

床運動で調整する田中理(撮影・田崎高広)
床運動で調整する田中理(撮影・田崎高広)

 体操の日本女子がノーミスで好調をアピールだ。23日、練習会場で実戦形式の「通し」練習を行い、午前中の平均台、段違い平行棒では、5人全員が全くミスなく演技した。塚原千恵子監督も「だいぶ安定してきた」。前日のミーティングで、わざと「失敗した人は(演技する選手から)外します」と、強い言葉でハッパを掛けた。選手の本気度は急上昇。8日の試技会では、腰椎分離症が悪化し、4種目中3種目でミスが出た主将の田中理恵(25)も、安定した演技を見せ、復調をうかがわせた。

 塚原監督は、現地でテントウムシのアクセサリーを50ポンド(約6374円)で購入。「こっちではハッピーバードらしい」と、手首につけ、幸運をも味方に付ける。この日から2日間で、2度の通し練習を行い、26日の本番会場での実戦形式の練習を経て、本番での試技順を決める。「本当に悩んでいる」。選手の好調さにうれしい悲鳴だ。

 [2012年7月24日9時10分 紙面から]



五輪体操コラム

Nikkan Olympic Gymnastics Columns
体操評論・米田功

体操評論・米田功

アテネ五輪団体総合金メダリストの米田功氏が五輪体操を評します。

内村の強い思いに他が追いついていない[9日10:45]