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加藤よ目立て 体操団体金のカギ握る18歳

選手村のベランダから顔を出す加藤(撮影・田崎高広)
選手村のベランダから顔を出す加藤(撮影・田崎高広)

 ロンドン五輪の日本男子体操最年少の18歳、加藤凌平(順大)が五輪の大舞台で国際大会デビューを飾る。25日、本番会場での最初で最後の練習では、得点を左右する国際審判員の前で初の演技を披露した。ここでの印象が本番でも影響を与えるといわれる。順大に入って、かけたパーマもバッチリ決まり、デビューに向けて準備万端。前日24日に加藤は「アピールするところはアピールしろと言われた。頑張りたい」と気合十分だ。

 18日にロンドン入りしてから、練習では世界王者内村と加藤がともに練習する場面がよく見られた。2人ともに野菜嫌いのチョコ好き。得意は床運動というところも共通で、内村も「自分の若いときにそっくり」と、早々と後継者指名だ。代表の森泉貴博コーチによると「(団体のカギは)内村ではない。後の4人、特に加藤」と明言。加藤は、今大会が一般の国際大会デビュー戦。内村の後継者として、得意の床運動で日本を04年アテネ五輪以来の団体総合金メダルに導く。【吉松忠弘】

 [2012年7月26日8時41分 紙面から]



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